店舗の開業には、思っている以上に多くのプロセスがあります。どんなお店をつくりたいのか?というところからはじまり、物件の確保、店舗の工事、設備・備品・什器の搬入など……。これらのプロセスをスムーズに進めるためには、まずは基本を押さえておくことが重要です。
そんなあなたのために、夢の店舗開業に向けた、3つの基本ポイントをご紹介します。開業を思い立ったら行うべき重要な内容ですので、理想の店舗づくりのために、ぜひ参考にしてください。
事業計画書の作成は、店舗開業のために一番はじめに行うべき作業。金融機関から融資を受ける際や、店舗物件の契約時にも事業計画書が必要になります。開業の目的やサービスの内容・方法、開業時期、必要な資金などについてしっかりとまとめておくことで、将来の店舗経営の基盤となるでしょう。
お店をオープンするための資金計画は、とくに綿密に考えることをおすすめします。開業してすぐに経営が軌道に乗るとも限りませんので、あらゆるリスクを考慮して、余裕を持った計画を立てましょう。用意できる自己資金、融資を受けるのであればその可能額、開業前にかかる資金、開業後にかかる資金などのバランスを見ながら、少なくとも1年先までを見据えることが重要です。
店舗経営において、立地条件は売上を左右する大きなポイントです。提供するサービスにはどんなニーズがあるのか、どんな市場が向いているのかなどを分析して、ビジネスとして成り立つかどうかを十分検討したうえで立地を決めましょう。
立地を決めたら、店舗の規模や必要な設備などを検討しながら物件を探します。できるだけ実際のお店のイメージを描きながら、さまざまな角度から理想の店舗にぴったりの物件を見極めましょう。